(α世界線)
そういえば清めの塩を振りかけるのは忘れてしまったな
まぁいいか
気にせず店内へはいる
「すいません 今やってますか?」
僕は差しさわりの無いことを聞いてみた
「ハイ、もちろん営業しております
この時間に訪れるお客さんは珍しいですけど」
と言って店内へ招き入れてくれた
「うちはコーヒーしか提供していないのですがよろしいでしょうか?」
っとマスターが聞いてきたので
「構いません、熱いものを一杯いただけますか」
といって席に腰をおろした
するとマスターがコーヒーミルに焙煎された豆を入れて手動で挽きはじめた
ゴリゴリと、小気味良い音をさせながらゆっくりと豆を挽く
挽き終えた粉を移し替えて沸かした湯をポットに入れ注いで蒸らしていく
とたんに店内にコーヒーの良い香りが漂い始めた
しばしその作業を眺めながらのんびりした時をすごす
ここで僕は少し気になっていたドアに掛っていた表の看板について訪ねてみた
「あの表に掛っていた塩はどんな意味があったのでしょうか?」
疑問におもっていたことをストレートに聞いてみる
マスターは少しの沈黙のあと
「・・・・・・あれは喫茶店ジョークです」っとにこやかな笑顔で答えてくれた
(喫茶店ジョークってなんだろう・・・・初めて聞く単語なんですけど・・・・・・)
いまいち腑に落ちなかったけどあの笑顔で言われてしまったらもう一度は聞きにくい
な・・・
このタイミングでコーヒーが出来上がったらしく
淹れたての熱いコーヒーをテーブルの前に運んでくれた
それを一口、二口を飲みながら頭の中で
(喫茶店ジョーク・・・・喫茶店ジョーク)っとなんどもその単語が頭のなかをグルグルしていた
そのうちになにかポカポカと体が暖かくなってきて急な睡魔に襲われて
抵抗できなくなりいつのまにか意識が途絶えてしまった
(なんだろう・・・・・ポカポカと体があったかい・・・・・・)
不意に
ハッ!!と気づいて目を覚ますと
辺り一面草原で
僕はというと
首まですっぽりと肥溜めに浸かっておりました
(´・ω・`)
肥溜めの中って冬でも温かい・・・・・・・・・
まるで狐にでもつままれたような顔でそんなことを考えいた
終
実はこの話にはもう一つのβ世界線の物語も存在しております
気になった方は昨日の記事の下の矢印のあるあたりの小さい点をクリックして
続きをお楽しみくだちい
ちなみに解っていても見えないぐらい小さい点なのでそのあたりにカーソルを当てると
ポインターが矢印から指に変わるとおもうのでそこをクリックです
ケータイのタッチ画面だとどうなっているのかは謎ですが頑張って探してくだされ
もしも昨日の段階で見つけていた人がいたらすごいですw
なるべくばれないようにスゴイ小さい点にしてあったのでたぶん
発見されないとは思いますけど・・・
↓